♥低用量ピル

低用量ピルって知っていますか?

女性が飲む避妊できるお薬です。避妊薬として発売されていますが、月経痛、月経不順、子宮内膜症の治療薬としても使われていたり、女性にうれしい効用がたくさんあるとても安全で便利な薬です。正しい知識を身につけて、あなたの生活に役立ててね!

 

♥低用量ピルって何?

低用量ピルは、ピル、OC(オーシー)とも呼ばれ、確実な避妊と生活改善に役立つ「ライフデザインドラッグ(薬)」とも言われています。

 

2種類の女性ホルモンを含む薬で、正しく服用すれば、ほぼ100%という避妊効果があります。

避妊を男性任せにせず、「避妊をしたい」と思った女性が自分の意思で避妊できる方法なのです。

 

そしてパートナーはいないけれど「毎月の月経が憂うつ、ツラい・・・」というあなたにも朗報!

低用量ピルには月経不順、月経痛といった月経関連の悩みの解消のほか、月経量が少なくなり、月経が来る日を調節ができます。ニキビが改善されたり、子宮内膜症を予防できるなど、毎日をより楽しく、より快適に過ごすことができます。

実は、女性アスリートの多くは低用量ピルを利用していて、低用量ピルを服用している女性の約8割が避妊目的以外の理由で利用しているそうです。

 

今では世界に1億人を越えるピルユーザーの女性がいるといわれています。

 

♥低用量ピルのしくみってどうなってるの?

低用量ピルに含まれる女性ホルモンによる3つの働きで、ほぼ確実な避妊効果があります。 

 

はたらき①

排卵を抑制する

⇒排卵がされなければ、受精が成立しないので、妊娠しません。

 

はたらき②

子宮内膜を厚くしない

⇒もし排卵・受精が起こったとしても、子宮内膜が十分に厚くなっていなければ、受精卵の着床がされず、妊娠が成立しません。

 

はたらき③

膣内の粘液を減少& 粘性アップ

⇒精子が子宮に入りにくくし、受精の可能性を下げます。

 

この3つの働きで、低用量ピルには99.9%の避妊効果があります。

 

♥男性任せ・コンドーム任せの避妊で失敗しちゃう!?

「安全日なら大丈夫なんでしょ?」

「避妊は彼が時々コンドームでしてくれてるから、きっと大丈夫!」

 

そんなことを思う人もいるかもしれませんがちょっと待った!!

 

コンドームの年間避妊失敗率は理想的な使用で2%、一般的な使用だと15%もあります。

 

つまり、コンドームを使っていたとしても、1年間でおよそ6人に1人の女性が妊娠してしまうという計算なのです。

コンドームを時々つける、なんて人はなおさら失敗の確率はアップします。


他の海外の先進国では、低用量ピルが避妊法のスタンダード。

20代女性の半数以上が低用量ピルを服用している国はヨーロッパをはじめ多くあります。

ただ、ピルだけでは性感染症の予防はできません。

妊娠を望まない時は、避妊はピル、性感染症予防にはコンドームを使うのが確実です。

 

♥低用量ピルの女性にうれしいメリットって?

低用量ピルは、勉強も、仕事も、プライベートも充実させたい女性にたくさんのメリットがあります。

 

●女性主体で確実な避妊ができる

●月経が軽くなる(量・期間)

●月経痛の改善

●月経周期が把握でき、いつ月経がくるかをコントロール可能

●PMSの緩和

●肌の調子がよくなる

●卵巣がん、子宮たいがんなど子宮の病気の予防

 

「思わぬ失敗にあわてたり、次の月経が来るまでハラハラすることから解放される!」

「月経に振り回されず、勉強や仕事を頑張ったり、人生を楽しめる!」

「今までは月経前や月経中は体調不良になりがちだったのが、いつでも健康、元気でよいコンディションをキープできる!」

というユーザーの喜びの声も多く聞きます。


低用量ピルと上手につきあうことで、月経に悩まされない、こんな生活も可能になります。

 

●大事な試験や面接、旅行に月経が重ならないように調整できる

●いつ月経がくるか、妊娠したかもしれないという不安から解放される

●月経も軽いので、月経中憂うつなキモチにならない

●月経前のイライラ、悲しさ、肌荒れも軽くなる

●ホルモンバランスの乱れからくる肌荒れやニキビが改善されてツルツルのお肌に!

 

そしてピルをやめれば3~4ヶ月で妊娠可能な体に戻ります。思いっきり、恋も勉強も遊びも楽しみたい人に、とてもおすすめな薬なんです。

 

♥副作用についてもきちんと知ろう

飲み始めに吐き気・だるさ・頭痛・不正出血・むくみなどを感じる人もいます。吐き気を感じた際は、市販の乗り物の酔い止めやビタミンB6を服用することで改善するそうです、

 

上記のような副作用は「マイナートラブル」と呼ばれ、ほとんどが軽い症状ですむことが多く、1ヶ月程飲み続けるうちに気にならなくなるケースが大多数です。

 

健康な若い女性が飲む場合、重い副作用の心配はまずありません。

 

「不妊になる」、「がんになる」、「太る」といった副作用はありませんので安心してください。

 

一方で、低用量ピルの副作用には個人差があります。どうしても副作用が気になる場合は、低用量ピルの種類を変えることで改善することもあるので、お医者さんに相談してみてください。

合う合わないは飲んで試してみないと分からないので自分にあった種類を探してみましょう。

 

♥低用量ピルを飲めない人はどんな人?

低用量ピルを飲みたいと思っても、次の項目に当てはまる人は飲むことができません。

 

●妊娠、妊娠可能性がある人

●授乳中の人35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人

●思春期前の人

●高血圧、不正出血、血栓症素因のある人

 

 

 

♥低用量ピルはどこで買えるの?

低用量ピルは、産婦人科、婦人科、皮膚科などの医療機関でのみ、処方される薬です。

診察の必要はありますが、血圧、体重測定、問診などで処方され、内診の必要はありません。

価格は1か月分で2000円~3000円ほど。

保険はききません。医療機関によって値段が異なるので、予約前に電話などで問い合わせてみるのがいいでしょう。

 

ピルを処方している医療機関はこちらから検索できます。

 

♥低用量ピルの飲み方は?

低用量ピルは1日1錠決まった時間に飲みます。

めんどくさそう?忘れてしまいそう?

携帯のアラームセットや歯磨き、食事などの習慣と一緒にすれば忘れにくいでしょう。

 

月経の1日目から飲み始め、1ヶ月で1シート飲みきります。

月経の1日目から飲み始めた場合、1錠目から避妊の効果があります。

低用量ピルで避妊はできますが、性感染症予防のためにはコンドームが必要です。

 

●もし飲み忘れてしまったら?

1日以内の飲み忘れなら、気付いた時に1錠、次の定時に1錠のみましょう。

2日以上の飲み忘れなら、そのシートの服用は中止し、次の月経まで待って新しいシートの1日目から飲み始めましょう。新しいシートを飲み始めるまで、避妊にはコンドームを必ず使いましょう。

 

♥低用量ピルの参考情報・参考サイト

低用量ピルについてもっと知りたい!という人におすすめのサイトや書籍はこちら!

 

【サイト】

OC for me 自分のカラダと話せるサイト

OC情報センター

バイエル製薬 famalelife.jp(すべての世代へ情報発信する女性のための総合研究サイト)

バイエル製薬 避妊のススメ

バイエル製薬 生理のミカタ

MSD 避妊情報サイト あなたが選ぶ避妊スタイル

あすか製薬 経口避妊薬について

 

【書籍】

わたしを知るLOVE BOOK(須藤なおみ)

みんなしりたいピルのはなし(うみのみちこ、ヨモギダリョオコ)

 

※サイトや書籍を見る時のポイントとして、産婦人科の先生や医療の専門家の監修の入っているものを選びましょう